第3回は有本へのインタビューをお届けします。
- 大学で部活動に入った理由
- 大学と高校の部活の違い
など、彼の想いを取り上げます。
ぜひ最後までご覧ください!
経歴
1999年兵庫県出身。兵庫県立兵庫高等学校、京都大学医学部人間健康科学科を卒業。
小学4年から高校卒業まで野球を続け、大学からラグビーを始める。大学では未経験ながらリーグ戦に出場する。
バックグラウンドについて
Q.なぜ大学で部活動に入ったんですか?
A.熱中するものが欲しかったからです。
初めからサークルに入るよりは部活に入ろうと思っていました。
大学に入った時点では、大学生活でのめり込めそうな趣味なかったし、やりたいこともなかったので、何か熱中できるものが欲しかったんです。
高校の時は野球をやっていましたが、大学ではラグビーを初めて見ました。大学で野球を続けることも考えたのですが、自分の競技力の伸びになんとなく想像がついてしまっていました。
その時、「自分で一番想像がつかない自分になれそうな競技ってなんだろう」って考えて、コンタクトスポーツをしようと決めました。最後はラグビー部とアメリカンフットボール部とで迷ったんですが、結果的にはラグビー部に決めました。
Q.大学部活動と高校部活動の違いは?
A.自由度の高さですね。
その自由度の中でも、私は個人の競技への向き合い方の自由度を挙げたいと思います。
具体的には、時間的な自由度と、手法的な自由度が上がったと思います。
前提として、大学生になると、全ての時間の過ごし方が自分に委ねられます。
高校の時は学校の授業もあって、自分で考えて使う時間も短かったし、食事も親が作ってくれた物を食べる生活をしていました。でも、大学に入ってからは、それらをほとんど自分でデザインしなくちゃいけないんです。
時間の自由度について言えば、自由に使える時間が多い分、自分の競技力の向上のために活動時間を取ることもできます。逆に言えばサボることもできるんですけどね。
向き合う手法的な自由度に関しては、自分で考えて練習するとか、筋トレするとか、そういうことをするようになりました。
それに加えて、生活のあらゆる面で競技に向き合うことができるようになりました。食事の管理は、まさに生活の中での取り組みと言えますね。
Q.大学部活動の課題はなんだと思いますか?
A.大人の力を借りるシーンが多いことです。
例えば、コロナの時に顕著だったんですが、大学からの指示に従うことや、ボランティアで来てくださっている指導者に、運営の仕事をしてもらうことが意外と多いんです。
お金も寄付で賄われている部分も多く、そのお金を使うにしても、OBに伺いを立てなければいけないという点で、組織として活動する際に学生が全て決められるわけではないんです。
学生団体では他のところは、学生の決定だけで運営されていると思いますが、部活動ではそうは行かないですね。
学生主体とはいえ、大人の力を借りなければできないことも多くありました。
それらが、課題というか、大学部活を経験してみて感じた、勝手の悪さですかね。
Q.大学部活動を一言で表すとどうなりますか?
A.「無法地帯」ですかね笑
京大ラグビー部の場合は無法地帯ですね。
私たちは、本部の吉田キャンパスから離れた宇治で練習をしていたので、大学からも近隣の住民からも何も苦情がこなかったんです。
なんでもやりたい放題やっていました。
他の部活と話しても自由だったなと感じています。
Q.UNIFUNDにジョインした理由を教えてください。
A.意義ある活動の中で、何か得たかったからです。
UNIFUNDにジョインした理由は、意義ある活動に参与するプロセスの中で、自分が何か得られると考えたからです。
実は、この組織に入った理由は、組織理念への共感だけではないんですよ。
部活や就活が終わって、この組織で仲間と一緒に活動することで自分自身が何か得られるのでは無いかと考えたんです。
理念ベースでUNIFUNDの掲げる未来を実現したい、という強い思いがあるというより、プロセスを経験して、何かを得たかったんです。
もちろん理念にも共感した上で一緒に活動しています。
(インタビュアー:石川聡一郎)
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次回は、京大剣道部OBで、現在運営メンバーの松田幸樹のインタビュー記事を掲載します!